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貯金がない!結婚式を節約してもケチって見えない方法④演出編

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結婚式のゲストが重要視していない演出

前回までのおさらい。↓ 

結婚式のアイテムは「ゲストの為のアイテム」と「自分の為のアイテム」の2種類で構成されています。

①料理、装花、引き出物

②衣裳、映像、写真ビデオ関連、演出、ペーパーアイテム

 です。

①は「ゲストの為のアイテム」←これがしょぼいとゲストに不評。

②は「自分の為のアイテム」←これはケチりたくないけどケチってもゲストは気にしない。

とうことで、②の写真ビデオ関連の節約方法を書いて来たので、本日は演出の話になります。

 

みなさん、結婚式の演出というと何を思い浮かべるでしょうか?

挙式の後・・・フラワーシャワー、ブーケトス、他にもあるが省略

披露宴・・・テーブルラウンド、二人の演出、ケーキカット、他にも腐るほどあるが省略

ガーデン・・・バルーンリリース、、ビッグクラッカー、バズーカ、他にもまだまだあるが料略

 

うん、どれもこれも楽しそうだし、ゲストも喜んでくれそう💗

 

google先生に 結婚式、演出 などという言葉を訪ねると「こんなのあるよ~」と教えてくれるよね~。教えてくれるだけでなく、「この演出はすてきだよ~」「ゲストがよろこぶよ~」「盛り上がるよ~」「後悔しないようにやりたいことはなんでもやろう!」なんて書いてあったりも💗

でも、

そんなお金のかかること全部できへんわ。

と、私は思うわけです。

 

新郎新婦を迷わせたり悩ませたりする情報が多いこと多いこと。最初は夢を持って準備に臨みますが、準備の中間でほとんどのカップルが予算との闘いになるのです。結婚式をすると決めた二人は正直楽しいことばかりではありません。何をセレクトしてどれだけリーズナブルな式にしようかとほとんどの新郎新婦が考えるようになると思います。

予算が十分にあるカップルは話が別ですが、今回は、ゲストにケチったと思われずにどこまでケチれるかアドバイスする記事です。

ネットにあふれている情報は、いいものも悪いものも全部同じ型にはまった内容で紹介していて実際はどれを選んだらいいのかわからなくなっています。

どうしても選ばなきゃいけないカップルにはあふれ出るネットの情報は目に毒。

この演出はやらなくていいよ、と紹介しているサイトはないのでここで紹介しようと思います。

こんなことばかり言っていたら、時々自分がウエディングプランナーなのを忘れそうになる・・・( ;∀;)

 

結論を示すと、赤文字もものだけ選べば大丈夫。

挙式の後・・・フラワーシャワー、ブーケトス

披露宴・・・テーブルラウンド、メイン演出、ケーキカット

ガーデン・・・バルーンリリース、、エアランチャー、ビッグクラッカー

 

これだけでいいのかと思いましたか?

しつこいようですが、結婚資金が余裕であってケチらなくてもいい人はどれだけ演出をやってもらってもかまいません。

長時間の延長も延長料金を払えばOK💗なんで。

 

いずれにせよ、お金をかけられなくて演出をケチる場合はこれで十分です。

ネットには情報があふれているから、それを見ている新郎新婦には

「何かやらなくていいんですか?時間余りませんか?」と言われることもあるますが、結婚式はイベントであってイベントでない。

結婚式は新郎新婦をゲストに披露する場であって、ゲストと交流を深める場でもあるのです。時間が余るなんてことはあり得ません。

むしろ、演出や余興の間に、料理を召し上がっていただく時間、新郎新婦との会話を楽しんでいただく時間、写真を撮る時間などを作っていかなくてはならない。

だから、安心してケチりましょうね。

 

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それぞれの演出の重要性

ケチらずにやっておくべき演出について、それぞれに理由があるので説明します。

 

①フラワーシャワー

キリスト教式の挙式スタイルが日本で始まった20年以上前から少しずつ定番化してきて、今や挙式後にこれをするのが当たり前になっています。

日本にやってきた祝福の表現の一つで、花の香りで空気を清め魔除けをする欧米の風習です。これからの二人を祝福する意味もります。

ゲスト参加型の演出でもあり、花びらで祝福された新郎新婦も、おめでとうの言葉をかけながら花びらを投げるゲストも心の底からこの演出を楽しめます。

花びらが非日常を演出してくれるパーフェクトな演出。

 

②テーブルラウンド

お色直しで再入場する際にテーブルひとつひとつを回って、小さな演出を行いながらありがとうの気持ちを伝える演出の総称。

最初のテーブルラウンドはキャンドルサービスでした。

キャンドル製造販売の老舗であるカメヤマ株式会社が、60年ほど前に当時の社員が海外ではキャンドルが日常的に使用されているのを見て、自分の結婚式でも使いたいと考えたのが始まり。

子供からおじいちゃんおばあちゃんまで全年齢層が「新郎新婦がテーブルをまわってくる」のを期待しているド定番の演出。これが無い場合は他に印象にのこる演出を考えた方がいいといわれるくらい。

キャンドルサービスは今でも根強い人気ですが、今ではも液体を光らせたりLEDを光らせたりと世の中には数えきれないくらいの〇〇サービスが考えられました。

 

③ケーキカット

いわずもがな世界中にある定番演出。

日本では生ケーキが主流で、ケーキカットをしたケーキをゲストにふるまうという流れになっていることが多いです。ケーキカットの瞬間には待ってましたとばかりにゲストが二人を取り囲み、撮影場所の取り合いにもなるほど。式場カマラマンも負けていません(笑)

スタッフも大盛り上がりの様子を見ていつもニコニコです。

ケーキカットをしたら、「ずっと食べ物に困りませんように」という意味をこめて二人がケーキを食べさせあうファーストバイトもできます。

大きなスプーンを使えばさらに盛り上がるしインスタ映えもばっちりですね。

お母さんに食べさせてもらうラストバイト

お世話になっている人(上司や二人のキューピッドなど)に食べさせるサンクスバイトなどもあります。

もりあがりは無限大。

 

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しなくて節約したと思われない演出

 

①ブーケトス

花嫁のブーケを受け取った人は幸せになれるという意味のブーケトス。投げるという意味のトスに対して、引っ張るというプルズもあり、ブーケにつけたリボンをぴっぱって一人に当てるブーケプルズという演出もあります。たくさんのリボンの中の一つだけブーケにむすびつけられているのです。

ブーケを投げる様子は外国映画のようで素敵ですが、参加ゲストにとっては恥ずかしいと思う人も中にはいる様子。

独人女性というのが基本だからだです。

だれでも知っている演出でありますが前に出るのがはずかしいと思うゲストもいるので、花嫁さんが乗り気でなければ無理にはすすめないです。

手に持つブーケとトス用のブーケは作り方が違っていて、トス用のブーケは投げても落ちても受けてもばらばらにならないような特別頑丈な作りになっています。

ブーケトスをする場合は別料金でこのトス用のブーケをオーダーしてもらうことになるので、それが節約できるというわけです。

 

②メインの演出

これは、テーブルラウンドの後に二人だけで行う大きなオブジェの演出。キャンドルのオブジェは定番で、光のオブジェなどたくさんありますが、テーブルラウンドがゲストへのおもてなしの意味があることに対して、このメインの演出は二人の為の演出です。シャッターチャンスでもありインスタ映えもしますが、これがないからと言ってゲストが「なんて失礼な」とは思わないのです。

相場は数万円~となっているので、ケチらないといけない人はここでケチるとかなりの節約になりますね。

 

③バルーンリリース、エアランチャー、ビッグクラッカー

ガーデンで飛ばし系の演出。

バルーンリリース・・・ゲスト全員が風船を持って一緒に空に放つ。ケチれというのを少し迷ったのはこのバルーンリリース。天気がいいととてもきれいだから・・・。しかし、雨が降ったとしてもバルーンをキャンセルできないことが多く無駄になることがあります。

相場は3万円~

エアランチャー・・・パラシュート付きのぬいぐるみを発射させて受け取ったゲストがもらえる演出。新郎新婦がランチャーを打ってみたいという理由でオーダーする人が多いです。ぬいぐるみに興味のない男性などが受け取ってもあまり盛り上がらず、小さなゲストにプレゼントしている姿を見かます

相場は2万円~

 

ビッグクラッカー・・・たいへん大きなクラッカーでゲストやスタッフがひっぱり二人を祝福してもらう。100%二人を飾る為の二人の演出。

相場は1万円~

 

こんな感じで考えていけば、ゲストの為になる演出はなんなのかがわかってきますね。ゲストの為と言っても二人が必ずなにかのアクションを起こすのだから、二人もちゃんとかかわっています。だから、二人は何を選んでも楽しいと思うのです。

  

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まとめ

演出もはもりだくさんにする必要がないと思うんです。

 

自作で安く作れたオリジナリティのあるムービーを流したり、友人の余興があったりするとそれだけで盛り上がりが想像できますね。お金がかかる演出だけで結婚式が出来上がるわけではありません。

新郎から新婦へサプライズなどをして感動のシーンを作ったり、定番だけどドレスの色あてクイズを取り入れてそのプレゼントを二人の思い出にちなんだものにしたりとか、お金をかけずに二人らしいプログラムを充実させることはいくらでも可能なんです。

 

いろんな情報にひっぱられずに、心も財布もあたたまる結婚式ができるようにこの記事を参考にしてくださいね。

 

では、また。