貯金がない!結婚式を節約してもケチって見えない方法③写真&ビデオ編
結婚式のムービーを節約する方法
先日までのおさらいです。
結婚式のアイテムは「ゲストの為のアイテム」と「自分の為のアイテム」の2種類で構成されています。
①料理、装花、引き出物
②衣裳、映像、写真ビデオ関連、演出、ペーパーアイテム
①は「ゲストの為のアイテム」←これがしょぼいとゲストに不評。
②は「自分の為のアイテム」←これはケチりたくないけどケチってもゲストは気にしない。
というお話でしたね~。
で、前回は②の衣裳のケチり方で終わったので、 今回は②の映像から行きましょう。
最近は誰でも手軽にムービーが作れるようになり、結婚式で流す映像がだんだんと増えてきました。軽く10年を超える年数を披露宴に携わっていると披露宴の内容がどれほど超スピードで変化してきたかよくわかります。
すごい勢いです。
その昔、派手婚が主流だっだ頃とくらべても劣らないくらいの派手婚も多くありますね。
その頃にはなかった演出がどんどん増えているからです・
バルーンリリースやフラワーシャワーは当たりまえ。花火や、ビッグクラッカー、クラウンパフォーマンスや、ゴスペルシンガー、プロのダンサー登場のフラッシュモブ。
新郎新婦の披露なんだかディナーショーなんだかよくわからないです。
その中でもとくにム―ビーはすさまじいスピードで披露宴のトップ演出に躍り出ました。
①ウエルカムムービー(ウエルカムスペースで流す)
②オープニングムービー(新郎新婦入場時に流す)
③プロフィールムービー(生い立ちムービー、中座中などに)
④両親への感謝のムービー(手紙の代わり)
⑤エンドロール(おひらき後に流す)
⑥プロジェクションマッピングなどの会場が持っている映像
余興を頼んであった友人が用意する⑦サプライズムービー(×2)新郎側、新婦側の2回上映ということもあります・・・
ムービーです。
これでは、自然光がさんさんと降り注ぐ明るい会場がずっと暗いままです。
カーテンが閉めっぱなしになるのです。
もったいないですねぇ。
しかも、これだけやれば食事の時間なくなっちゃいますよ(´;ω;`)ウゥゥ
なので、これくらいにしておくのがおすすめです。
以下の3種類が定番といえます。
②オープニングムービー
⑤エンドロール
これらは結婚式場でオーダーできるものですが、そこそこのお値段がかかってきます。そこで、自作を提案します。
オリジナリティが出せるのでケチる以前にお金があっても自作を推奨します。
これは、自作ムービーが持ち込み可能かどうかの確認が必要ですが、ほとんどの式場で可能であるはずです。
持ち込み料の設定はあるかと思いますので、そちらの方の確認も怠らずに。
事前に、プロジェクター使用料が高額で設定されている結婚式場は持ち込み料がそれに含まれているところもあるかもしれませんが、持ち込み料の設定がある場合でも1万円~2万円ほどだと思われます。
5万円とかするところはちょっと設定高すぎだから論外。
そこで、「自作は無理だよ~(泣)」と嘆いているあなた。
やらずに無理というな。
そういう突っ込みをどれだけの新郎新婦に行ってきたことか。(本当)
WindowsPCにインストールされているムービーメーカーやそのほかにも使い勝手がよさそうな無料ソフトなどダウンロードできるものがインターネットにはたくさんあります。
www.google.com
スマホで作れるアプリもあります。
それでも無理という人は、お友達や知り合いにお願いしてみるのもいいですね。
その時は1万円ほどのお礼を渡すようにすることです。
それも無理なら外部業者に依頼することも考えてみるといいですね。
外部業者はもちろん無料ではやってくれませんが、結婚式場で頼むより安くできるところが多いです。
以下が相場です。
オープニングムービー
結婚式場にオーダーすると5万円から10万円
外部業者にオーダーすると2万円~4万円
友達が作成すると1万円
自作、無料
結婚式場にオーダーすると5万円から20万円
外部業者にオーダーすると1万円~16万円
友達が作成すると1万円
自作、無料
エンドロール
結婚式場にオーダーすると15万円~20万円
外部業者にオーダーすると1万円~16万円
友達が作成すると1万円
自作、無料
もう、自作するしかないというか・・
自作を強くすすめていますが、ただ節約できるからという理由だけでなくオリジナリティを出せるということでも自作するのはとても素敵なことなのです。
もちろん、結婚式場で作るムービーはとておもしゃれで洗練されていることが多いです。
プロが作るので完成度も高い。
しかし、自作のムービーは一つとして同じ雰囲気のものがないのです。
一生懸命さも伝わってきます。
中には、わが社が業務提携したいほど高度な技を使ってオシャレなムービーを作ってきた人もいました。
ちなみに、上記の値段の幅が広いのは、ムービーを写真だけで作ったり、動画を使用したり、実際に新郎新婦を出演させる再現ドラマを作ったりといろいろなパターンがあるからです。
映像関係は、お金をかける人とかけない人の差が出るところです。
今はネットで色々調べられるので作ってみることをお勧めします。
ただし、結婚式場のエンドロールは撮って出し(その日に撮影した映像)が基本なので、事前に用意された写真や動画を使用して作ることになる自作や外部業者のムービーとはまったく違うものになります。
だから、エンドロールに関しては簡単には自作と言えない部分があります。
どうするかは本人次第ということにですね。
ここで、
「とにかくケチりたいし、映像をやらない、っていうのもあり?」
と思った人。
もちろん「あり」です。
オープニングムービーはあれば楽しいですが、自己満足といってしまえばそれまで。
エンドロールも同じです。
プロフィールムービーもあれば楽しんで見てもらえると思いますが、小さいころの写真を飾るなどして自由に見てもらえるように工夫すればそれもひとつのオリジナリティだと思います。
節約したくて映像にこだわりのない人は無理にやらなくてもよいですね。
だれも文句は言わないから安心してここは割り切ってね、と言わせていただきます。
写真撮影やDVD撮影が高額の理由
結婚式では残るものは「写真」と「当日の様子を記録するDVD」だけと言われるほど、これらは重要なものです。
しかし、これらは特殊な技術とセンスが必要であり、誰でもできることではありません。
式場カメラマンは一度のチャンスで必ず撮影を成功させないといけないプレッシャーとリスクを負っています。
イベントの撮影はできるけど結婚式の撮影は出来ないよというカメラマンは世の中に普通にいます。
式場カメラマンは経験値も高いベテランなのです。
結婚式の流れを把握していることと式場の設備や雰囲気を熟知してそれらすべてを撮影の為に利用すします。
また、結婚式での仕事ではマナー必要であり、常にゲストや親族に気をつかうのも大切です。
そして汗まみれになって仕事をしていても常に涼しい顔をし、所作もスマートでなければいけないのです。
大変な仕事ですね。
撮影を依頼するとなると金額を聞いて〇一つ間違ってるんじゃないか?と思った人もいるかもしれませんが、当然の価格だと言わせてください。
また、式場専属のカメラマンは式場のいいとろをしっかりわかっています。
それゆえ専属でしか残せないカットやシーンがあるます。
式場カメラマンに付加価値をつけているということですね。
結婚式場の相場は
写真撮影、DVD撮影ともに15万円~30万円ぐらい。
もちろん、内容によりもっと安い場合も高い場合もあります。
いろいろ書きましたが、
ムービーに続いて、高額なアイテムなのは変わりないですね。
持ち込み禁止の式場でプロカメラマンを持ち込む方法
ここから書くことは、
良い子は真似しないでください。
「だったら提案すんな」 って突っ込みは無しの方向でお願いします。
持込み禁止なので・・・
結婚式場のプランナーに持ち込みを黙認させるんですよ ( ̄ー ̄)
これ書いてて「大丈夫か?自分」と思ってきました。
いちおう現役プランナー。
自分の首しめてどうする。
これを結婚式場の人間が書いてたら、全国のプランナーに叱られるね?
でも、いーわ。
このブログ初めて1週間経ってないから、ほとんど読まれてないわ。
だから安心。(←安心したらあかん)
とにかく、プランナーに持ち込みと思わせない方法を伝授しますよ!
まず、カメラマンが持ち込み可能かどうかは規約などに必ず書いてあるので確認しましょう。
持ち込み不可や、持ち込み料が必要なら作戦開始。
プランナーから撮影のオプションの説明を受けた時に、
「招待客の中にカメラが趣味の人がいるんで撮ってもらうつもりなんです。」
と断ること。
これを伝えると勘のいいプランナーは
「カメラマンを持ち込むつもりかな」
とあやしむのですが
「持ち込みます」と宣言されたわけではないので
失礼になるのでそれ以上のつっこんだ話はおそらくできません。
禁句は
「カメラマン持ち込めますか?」
です。
そう言われればプランナーは待ってましたとばかりに必ず断りますので。
これを言ってしまった後に、招待客に大きなカメラを持った人がいたらばればれで、
「お断りしたはずですが」
と言われ、後日トラブルになりかねません。
だまって持ち込むのはどうか?ということですが
やはり「趣味でカメラをやってる」という情報を入れておくほうがいいですね。
カメラが得意な親戚(友人)に撮影を頼むという話をプランナーにしても断られなかった、という事実を作っておくのです。
ちょっとややこしいですがわかりますか?
そうすれば、プロ仕様のカメラを持っている人が招待客の中にいたとしても当日になってしまったらプランナーは何も言えないってことなのです。
だって、断らなかったのだから・・・。
嘘をつくことに良心の呵責を感じなければこの作戦でいけばいってください。
心やさしいプランナーは、許してあげているはずですよ。
ただし、結婚式場にはゲストの動きに関する取り決めなどがあるのが普通です。
スムーズに進行できるよう招待客は挙式中に立ち歩いてはいけないとか、リハーサル中に入ってはいけないとか、そういったことを確認すること。
そしてその取り決めは絶対なのそれを守って撮影するようにしてください。
それも踏まえて外部のカメラマンの依頼を考えるようにしてください。
まとめ
極論は、写真もビデオもオーダーしないというのが一番節約できる方法です。
我慢しない範囲で自分たちが納得して「しない」と選べたらそれが一番いい方法。
自分たちのためのアイテムだからゲストに迷惑かけるわけではないですしね。
でも、欲しい人は多いと思います。
だから、今回の記事は幸せのおすそわけのつもり。
カメラマン持ち込みのやり方がスムーズにいくかどうかはわからりませんが、作戦が失敗して持ち込みを考えていることがばれても叱られることはないと思います。
少なくともわが社ではブラックリストに入れるとかそんなことはしません(笑)
とにかく、ここに書かれているプランナーの心理を利用してみましょう。
黙認というのは『わかっていてだまってること』だから、プランナーはわかっていても何も言わないのです。
何事もなくカメラマンの持ち込みができたら、心の中でプランナーさんに感謝の気持ちを100回ぐらい伝えてくださいね。
では、また。