結婚式をしたほうがいい理由
「モノより思い出」結婚式ってまさにそれ。
結婚式ってモノとして残る訳じゃないですよね。
まあ、「写真やビデオが残せるやん」という突っ込みは無しにして、まじめな話です。
アメリカの心理学者の言葉で「モノがもたらした幸福はすぐに消えてしまう」というものがあります。
たとえば、
①買ったモノに慣れる それが新しくなればもっと新しいものが欲しくなる
②欲が出る それ以上のモノを期待してより良いモノが欲しくなる
③他人のモノと比較する 他人のモノが高価なモノなら自分のモノに満足できなくなる
それに対して
体験したことはすべてが自らを構成する一部になる
という。
「これ結婚式に当てはまるよ。絶対。」と思った瞬間。
そして、これが私の考え↓
結婚式という思い出はこれからの二人を形作る礎となる
結婚式を挙げなかったカップルのうち70%以上が後悔しているという事実。
結婚式をしないカップルはだいたい2組に1組の割合いであると言われています。
これを聞いても「ふ~ん」て感じの人が多いかと・・・。私も「ふ~ん。想定内。」の一人。
問題はその次で、結婚式を挙げなかった カップルの内70%以上が「やっておけばよかったな・・・」と後悔しているということです。
以前どこかのサイトで見た数字ですが多いデスネ・・・後悔組。
「でもさ。迷った挙句結婚式をやっても後悔するカップルもいるんじゃない?」
と思ったアタナ。
このまま、ワタクシの経験談を読んでくださいね。
結婚式に乗り気でなかったカップルが笑顔で結婚式を迎えた確率100%
この100%という数字は私のプランナーの経験から出た数値ですが、この結果から導き出せる予想が
100組の新しいカップルのうち、85組は結婚式をしてもいいはずだということ。
現役ウエディングプランナーから言わせていただきます。
最初は嫌々だったカップルもみーんな笑顔で結婚式を迎えてます。
少なくとも私がかかわってきたカップルはそう。
他の式場のプランナーさんが担当したカップルさんのことはわかりませんが。
家族や親族の強い希望で結婚式をされるカップルは式場見学にご両親様も一緒に来られます。
新郎新婦(息子&娘)が結婚式に乗り気でないから両親が無理やり連れてくるというわけ。
今回は、お母さまに式場に連れられて来られたあるカップルのお話しです。
新婦母「簡単でもいいので、挙式と披露宴はやってほしいって思っているんです・・」
新郎「僕は、お義母さんがいいと思う会場でどんな形でも・・・」
新婦「私は、どうでもよくて・・やらなくてもいいんですけどね。」
(はっきり言ったな、嫁・・・)
私「派手な演出などは無しでお食事中心のアットホーム形などどんな形でもできますよ。披露宴というよりお食事会に近い形でもいいと思いますし。」
新婦「そんなのでいいです。」
はい。あっさりとお申込みいただきました。
ありがたや。
では、このカップル、食事会に近い形で行ったかというと終わってみれば
どちらかというと派手婚だったんですよね(笑)
結婚式準備の8割は楽しいドレス選び
おしゃれがきらいという女性は少ないと思います。
おしゃれが苦手な人はいるかもしれないが、アドバイザーがいてあれこれ似合うドレスを提案してくれて「お似合いです~」と褒められて嫌な思いをする人は珍しいと思うんですよね。
ここで言っておきますが、スタッフは花嫁の機嫌をとったりおだてたりしてるわけじゃないデスヨ。
本当に花嫁は理屈抜きでみんな綺麗なのです。
幸せオーラが花嫁を数倍もキレイでいさせてくれるからスタッフは本音で全力でほめている!
少なくともうちの式場では(*^-^*)
ここで、結婚式に乗り気でなかったカップルの話に戻りましょう。
私「ドレス決まりそうですか?」
新婦「気になるドレスがいっぱいあってまよっているんです。」
(どうでもよかったんじゃないのか、嫁・・・)
新婦「和装も着ようかと思って♪」
(増やすのか! はい、派手婚決定! )
私「一生に一度ですからね。いいと思いますよ!」
新婦「そうですね。一生に一度ですよね!」
(その一度をどうでもいいと思ってらしたのはどなたデスカ?)
その後、自分のことに満足ができるとゲストのことも考えられるようになるもので、料理にもこだわったり、ゲストみんなで楽しめる演出を取り入れたりテーブルを回って演出を見せたりご両親も満足な結婚式になりました。
結果的に新郎新婦も一生に一度の素敵な衣装を着ることができたし、写真にも残せたし、結婚式を挙げて後悔する要素が皆無。
結局のところ、乗り気でなかったカップルも結婚式が決まり準備が始まると面倒なことばかりではなくワクワクすることもあると気づくことが多いです。
これからはこんなカップルを「食わず嫌いカップル」と呼ぶことにしましょう。
まとめ
迷っているカップルが迷った結果
結婚式をしなければ後悔する確率70%
迷っている理由は経済的なことや妊娠しているからなど、他にもあるかもしれないけれど、迷っているという気持ちがあるくらいならそんな理由は結婚式をしないとかできないとかの理由にはならないんです。(そのことについては後日)
乗り気でないカップルでも満足できてしまう強力な魔法が結婚式にはあるようですね。
あり婚orなし婚、決めるのは本人ですが、後悔することのない選択をしてほしいと思います。
では、また。