結婚式のペーパーアイテムはどんな種類があるの?何が必要か知っておこう
現役ウエディングプランナーのけこです。
今回は結婚式のペーパーアイテムはどんな種類があって何が必要なのかを説明します。
結婚式の準備に入ったら
「招待状はお持込みされますか?ペーパーアイテムは弊社でオーダーも承っていますよ!」という話をプランナーから聞かされませんでしたか?
そうは言ってもペーパーアイテムの種類って何があるの?絶対に用意しないといけないのは何?と頭を悩ませていませんか?
知っているのは招待状ぐらいで、ペーパーアイテムと言われてもピンとこないという人も多いのでは?
手軽に作れるものもあり、結婚式で二人らしさを出したかったペーパーアイテムにこだわると良いでしょう。
この記事ではこんなことが書かれています
●ペーパアイテムの種類にはどんなものがあるの?
●絶対必要なアイテムの紹介
●あるとゲストにウケがよいアイテム
ペーパーアイテムの種類
ここでは、ペーパーアイテムの種類にはどんなものがあるか紹介していきます。
招待状
席次表
席札
メニュー表
プロフィール
サンキューカード
新居の案内
招待状
誰でもまず最初に思い浮かぶのが招待状ですね。招待状は結婚式のイメージを決定付けるものとなります。
レストランで行うアットホームでカジュアルな結婚式ではかわいらしさと手作り感が伝わる招待状。
格式のあるホテルで行う結婚式なら高級感がある招待状で。
というように、受け取ったゲストが結婚式をイメージできるような招待状を送るのが正解です。
招待状は一枚のペーパーに印刷するだけでは完成しません。
最低でも「本状・返信ハガキ・地図・封筒』が必要になり、場合によっては余興やスピーチをお願いする付箋を入れます。
中には芳名帳(ゲストブック)の代わりに、ゲストカードを入れて、予めゲストの自宅で名前や住所などの記入をお願いする場合も。
結婚式が決まって一番最初にとりかかるのが招待状作成です。
席次表
席次表はゲストの座る場所や肩書・続柄を記した図のことです。当日受付で配ります。
これがあることで自分の席が探しやすくなり、また初対面の人同士の会話のきっかけにもなります。
紙の多きさはB4~A3がおすすめです。自宅で印刷する場合A4が便利ですが、それだと字が小さくなりがちです。
年配の方の事も考えてなるべく大きな字で作るようにしましょう。おじいちゃんやおばあちゃんに確認してもらうとよくわかりますよ。
席次表は簡単そうに思えて時間がかかり一番神経を使うアイテムです。誤字脱字には最新の注意をはらって作りましょう。
席札
ゲストそれぞれの席に置く名札のことです。テーブルに置くものなので会場コーディネートの一部として考えます。
席札はできれば料理を置く時の邪魔にならない場所に置いて、披露宴中はずっと出したままにしておいてもらいましょう。知らない人同士が席次表を手にして他のテーブルを回り、席札の名前を確認して交流のきっかけになることがあります。
席札はいろんな形があり必ずしも「印刷」しないといけないわけではありません。手作り感を出すために手書きにしたりするのもOK。和風の披露宴会場なら毛筆で名前を書くのもおすすめです。一番簡単な形であるカードタイプだけでなく、オブジェと組み合わせたりして工夫ができるなど手作りを楽しめるアイテムでもあります。
気をつけたいことは、読みやすく作ること。ローマ字で名前を書くのはおしゃれですが、ぱっと見てわかりません。ゲストが席に着くまでに時間がかかったり、年配の方に読まれない可能性があります。やはり、名前はアルファベットを使わず漢字などで書くことをお勧めします。
メニュー表
披露宴で出されるメニューが書かれているものです。披露宴でゲストの楽しみの一つは料理です。ゲスト一人一人の席に置かれるのが一般的です。二人がこだわったメニューなら、こだわったところがわかるようにコメントを入れたりするのもいいですね。
フレンチやイタリアンはメニューに使われている言葉が難しい時があります。そんな時は日本語で説明するとどんなものなかシェフに質問するといいですよ!幅広い年齢の人にわかってもらえるように工夫しましょう。
メニュー表は席次表の反対側に印刷する方法も増えてきていますが、私個人の意見としてはニュー表はメニュー表として席次表とは別々に作るのがおすすめです。席次表は大きいのでテーブルの上に置いておくことはできません。料理が出てくる度に席次表を取り出してみるのは大変です。ですので、テーブルの上におけるサイズのメニュー表を提案します。
注文できるドリンクの種類もメニュー表に書いてあると喜ばれます。カクテルなどは、どんなお酒がつかわれていてどんなフレーバーなのか書いておくと喜ばれますよ。
プロフィール
二人の生年月日・血液型・好きな物・嫌いな物・趣味・相手への一言など、どんな項目を入れてもOK。自分をしらない相手側のゲストに人となりを知ってもらうために作ります。小さい時の写真や今現在の写真を入れるのが一般的です。プロフィールは席次表の反対面に印刷することがありますが、それでもいいでしょう。
挙式が始まるまでの待ち時間にゲストに読んでもらうのがいいので、受け付けで渡してもらいます。
サンキューカード
テーブルの上に置いたり引き出物の中に入れるお礼の言葉が印刷されたカードです。最近は手書きで席札の裏などに感謝の気持ちを添え人が増えてきています。印刷されたサンキューカードは引き出物のの袋の中に入れておくのが一般的です。
新居の案内カード
お見送りのプチギフトと一緒に渡すカードです。新居の住所などがかかれており「お近くにいらしたときはお気軽にお立ちよりください」という言葉を添えたりします。ゲストとの距離が近くなるカードです。
絶対必要なペーパーアイテム
招待状
席次表
席札
これらは絶対必要なペーパーアイテムです。
無いと困ります。
身内や親せきだけの少人数結婚式の場合、招待状や席次表は必要ないこともあります。席札は必ず必要です。少ない人数なら小瓶に名まえを書くなどペーパーじゃなくても工夫ができるのが席札のいところです。
あるとゲストを楽しませるペーパーアイテム
プロフィール
メニュー表
プロフィールはゲストが興味を持って楽しんでもらえるので、ぜひ用意してみてください!なくても困らないものですが、ゲストを楽しませるという意味で結婚式のスパイスとし準備するといいと思います。
席次表の中(裏面などに)デザインできるのでそんなに手がかかるものではありません。プロに頼むと二人のなれそめを新聞や雑誌のように記事にしたちょっと遊び心のなるデザインなど色々あります。
メニュー表はなくてもお料理は食べられます。レストランウエディングでは給仕してくれるスタッフが口頭で料理の説明をしてくれることがありますが、結婚式場ではあまりありません。できればメニュー表は置くようにしましょう。
ペーパーアイテム作成の流れ
☆4か月前
●招待状の作成
☆1~2か月前
●プロフィールの作成
●配席表の作成
☆1か月前
●メニュー表の作成
●席札の作成
ペーパーアイテムを準備する場合、挙式準備で忙しくなる時期と重なってきます。ゲストの出欠がはっきり決まるのが1~2ヵ月前だからです。
ですので、プロフィールなど前もって出来ることは早めにとりかかるといいでしょう。ネットで注文する場合、納期などの確認を忘れないようにしてくださいね。
では、またっ