結婚式準備における両親の心配事ランキングTOP10!
幸せ真っ只中の新郎新婦さん!こんにちは!
今まさに、二人で結婚式準備をおこなっている人。
これから結婚式場を探そうとしている人。
二人の周りには幸せはお二人だけの世界広がっていると思います。そんな中、結婚式に関して、ふとご両親のことが気になったことはありませんか?
「そういえば、結婚式場に確認したいことがあるとか言っていたなあ。」
「結婚式場が決まったら行ってみたいって言っていたような・・・。」
そう思った人は、ご両親への対応を急ぐ必要があります。ご両親は結婚式の準備で気になる事がいくつかあるようですね。
たぶん、お二人に遠慮してはっきりとは言えないのかもしれません!
そこで今回は、結婚式場で働いているプランナーであるからこそわかる!「リアルな両親の心配事」をランキング形式で紹介することにしました。
これを読んでご両親の心配事を減らせば、「段取りがいい!」と褒められて、結婚式準備もストレスなく楽しく行えます。いきなり一番からいきますよ。
- ①親族の着付けやレンタル衣装のこと
- ②披露宴会場の広さ
- ③送迎や交通手段
- ④ゲストの更衣室の有無
- ⑤DVD記録撮影のオーダー
- ⑥引き出物の中身
- ⑦料理の内容
- ⑧料金
- ⑨挙式開始時間
- ⑩親族紹介はするものなの?
- 結婚式での「両親の心配事」10選。のまとめ
- 最後に
①親族の着付けやレンタル衣装のこと
ご両親の心配事。ダントツの一位は「親族の着付けやレンタル衣装のこと」です。
ご両親が何より気になるのは、自分たちや親族の着付け、レンタル衣装のことです。
ご両親が着用する衣装は留袖とモーニングコートです。留袖やモーニングコートは、きちんとしたマナーや常識を持っている人なら誰でも着用する衣装。
そうは言っても、個人的に所有していない人も多く結婚式場でレンタルされる人が多いです。
ウエディングドレスやタキシードは結婚式に欠かせないのと同じように、ご両親にとっては留袖やモーニングコートが欠かせない衣装です。
結婚式場を検討中に、または結婚式場を決定した際には、ご両親からまっさきに留袖やモーニングコートのことを聞かれます。
ですので、ご両親より早く結婚式場のプランナーに聞いておきましょう。下に、質問事項をまとめました。
●着物を結婚式場へ持ち込んで着付けを頼めるかどうか?
●結婚式場で着物をレンタルできるかどうか?
●結婚式場で着物をレンタルしたら着付けも頼めるか?
●親族のヘアセットやメイクも頼めるか?
●父親の衣装(モーニングコート)はレンタルできるのか?
●金額は?
これが、親族の衣装の着付け&レンタルについてご両親が知りたいことのすべてです。抜かりなく!
②披露宴会場の広さ
ご両親が気にするのは、ガーデンの有無やチャペルの天井高やバージンロードの長さではありません。
大切なゲストにお料理を振舞う場所あり、長い時間を過ごしていただく空間でもある披露宴会場。ご両親はゲストのことを第一に考えますので、披露宴会場の雰囲気をすごく気にされます。
ご両親に会場を見たいと言われて、ご両親を打ち合わせに連れてくるという新郎新婦が多いです。
ご両親から言われる前に、結婚式場が決まったらまず最初にご両親に会場を見てもらいましょう。
早い段階でプランナーにその旨を伝えておくようにしてください。早々に安心してもらえれば、これからの挙式準備もスムーズです。
ご両親を結婚式場につれてくるメリットは、新郎新婦を通さずにプランナーと直接やりとりしてもらえるようになることです。
ご両親にプランナーを紹介すれば、「何かご不明な点がございましたらなんなりとおっしゃってください」とたいていのプランナーがご両親に対してこのように言います。
ようするに、親族の着付けや着物のレンタルに関しては新郎新婦を通さずに直接どうぞ!っということなのです。そうなったら、新郎新婦の負担も軽くなり一石二鳥 (*^-^*)
③送迎や交通手段
親族に負担をかけないようにというご両親の心遣いです。会場にスムーズに来ていただけるようにとご両親が気にされるところです。
結婚式場によって、設定はまちまちです。これらのことをはっきりさせておくと後々慌てることもないでしょう。ご両親に早めに伝えて安心させてあげて下さい。
●送迎は手配が可能か?
●希望の場所への送迎は可能か?
●駅からの送迎バスはあるのか?
●タクシーチケットの手配はしてもらえるのか?
●そもそも有料?無料?
●車で着た時の駐車場は?
●駐車場が見当たらない場合は離れたところにあるかどうか?
●駐車代金の負担はしてくれるのかどうか?
結婚式場によってまったく違いますので、気になることは確認しておきましょう。
ただし、自分たちに関係のないことをわざわざプランナーに確認するのはやめましょうね。プランナーの仕事を増やせば、本当に助けてほしいときに手が回らなくなります(笑)
④ゲストの更衣室の有無
着付けをしてもらう場所以外に、自分達が自由に使用できる更衣室のことです。親族や友人、自分たちも利用する場所はご両親によっては気になるところです。
親族の男性などは結婚式場到着後に着替えをされる人もいます。親族がたくさんいらっしゃる場合は特に気になるところでしょう。ゲストが直接結婚式場に問い合わせてこられるという事も時々あります。
できればブライダルフェア参加時に更衣室などが見学できれば見せてもらいうのがベストです。更衣室の広さや何人が一度に着替えられるか聞いておきましょう。
ブライダルフェアで確認しなかったとしても、後からいくらでも見せてもらえます。遠慮しないで、プランナーに言ってみましょう。
ゲストや親族で赤ちゃん連れがいる場合は、授乳室の有無なども合わせて確認しておくといいですね。
⑤DVD記録撮影のオーダー
DVD記録撮影に関して、新郎新婦は「必要ない」と考えている人が多いです。それに対して、「記念に残したい」と考えているご両親が多いのが事実です。
以下は、結婚式の当日のあるご両親との会話
ご両親「あの子たち、ビデオ(DVD記録撮影)は頼んでくれてたかしら?」
私「オーダーされませんでしたが・・・」
一生に一度しかない大切な記念日が残らない。その事実を知って非常に残念な顔をされたご両親がいらっしゃいました。
それ以降、「DVD記録撮影は必要ない」と言っている新郎新婦にも、必ずご両親に確認をとって欲しいとお願いしています。
DVD記録撮影に関しては、必ずしも早い段階でご両親に確認する必要はなく、挙式日が近づいてきたり、オプションなどの打ち合わせがあった時でもかまいません。
ご両親に確認をするメリットもあります。DVD記録撮影代金は「自分たちで払う」と言ってくれる確率が高いということです。
新郎新婦が「自たちとしてはDVDは必要ないと思うんだけど」と切り出した場合、ほとんどのご両親が費用を負担すると言ってくださるそうですよ (*^-^*)
⑥引き出物の中身
最近の傾向では、「贈り分け」が主流です。「贈り分け」とは、親族、友人、来賓などで引き出物の内容を変えることです。
親族間で「何品で金額はいくら程度」とだいたい決まっていることがあります。
友人と来賓の引き出物の内容は新郎新婦で決められる人がほとんどですが、親族に関してはご両親に相談してください。
「親族の引き出物だけは、ご両親にお任せするか、一緒にご相談ください。」とアドバイスしています。新郎新婦が親族の為に選んだものを見てもらい、ご両親に意見を求めるのも良いですね。
引き出物の相談はある程度日にちが近づいてきてからになります。式場によって違いますが、2ヵ月前ぐらいのところが多いでしょう。
⑦料理の内容
決して、高い料理でおもてなししたいというわけではなく、「リーズナブルでおいしい料理」を希望しているご両親が多いです。
少数派ですが、「これこれこんな高級食材を使用したいが、手配は可能か?」という質問をされる両親もいらっしゃいますがそれはまれです。地域性にもあると思いますが・・・。
どのタイミングでご両親に試食をしていただいたら良いかというと、ブライダルフェアでの試食です。それが一番手っ取り早いです。ただし、ご両親も試食が可能であるかどうか確認が必要です。
少しずるいですが・・・ブライダルフェアでこのように営業さんにお願いしておくといいでしょう。
「両親が料理の試食をしたいと言っているのですが、成約したら両親を試食につれてきていいですか?」
です!
成約がかかっているので、「ダメ」とは言われないと思います。高い確率で「無料でどうぞ」と言ってくれると思います!(笑)
最後に注意したいのは、結婚式場選びで新郎新婦自身が重視するところが料理ではない場合です。そんな時はご両親をブライダルフェアに連れていくのはお勧めしません。
会場やスタッフの雰囲気が気に入って、その結婚式場に決定しようとしていたとします。それなのに、料理のことでご両親にあっさりNGを出されては残念すぎますよね(泣)
⑧料金
「いったい幾らぐらいなのか?」最終的な金額を知りたいと言われます。成約時の概算見積もりではなくて、ある程度打ち合わせが済んだ頃の金額です。
ご両親が新郎新婦に内緒でご来館いただいて
「二人は何も言ってくれなくてね~」
と困ったように言われることがあります。実は、ご両親は無駄遣いを注意するために金額を知りたいのではなくて、少しでも援助してあげたいと思っていることが多いです。
援助する予定がなくても金額が安ければ安心されます。金額が高くても「自分たちが決めたことだからね~」と言われるだけで、新郎新婦に何か言うつもりもなさそうなご両親ばかりです。
ご両親は、ただ知りたいだけなのです(笑)
なので「いくらなの?」と聞かれたら、出来れば見積もりを見せてあげてくださいね。
⑨挙式開始時間
ご両親はゲストより早く結婚式場に到着していないといけません。時間の管理をきっちりされているご両親早いうちに時間を確認されます。
最近は、ご両親に「あなたたちの好きなように」と言われて、結婚式場選びを新郎新婦主体で進めることが多くなってきています。
かといって「好きなように」は好き勝手という意味ではありません。
結婚式場が決定したら、「好きなように」させてもらえることに感謝して、いち早く日時と結婚式場の情報をご両親に伝えてください。ご両親を安心させてあげてくださいね。
⑩親族紹介はするものなの?
親族紹介をしたいとかしたくないとか、ではありません。
「自分たちの結婚式の時はあったような記憶があるけど、今はしているのかしら?」ということですね。
今は、親族紹介を勧める結婚式場は少なくなってきています。親族紹介をすることで、親族がゆっくり過ごせる時間が少なくなるからです。
もし親族紹介を行うとすれば、挙式が始まる直前であることが通例です。今では挙式前といえば、新郎新婦がお父さんとゆっくり話したり、ブライズルームでお母さんに紅をさしてもらったりと、家族との思い出を作る時間でもあります。
私の考えですが、親族紹介をしたとしても・・・
だだ~って!まとめて十数人自己紹介しても、いっぺんに顔と続き柄と名前と覚えられる?無理ちゃう?
と思っているので、私個人としては親族紹介にわざわざ時間を費やすのはお勧めしません。
あ、そんなことじゃなくて?
「親族紹介はするものなの?」といご両親の心配事に対してどう対処するかでしたね。
これは、ご両親が直接問い合わせてくることがあります。心配事ランキング10位なので、あまり多くないですが・・・。
新郎新婦が気になれば、予め結婚式場のプランナーに質問してみてくださいね。
「親族紹介した方がいいですよ」という答えが返ってきても、どうするか考えるのは新郎新婦です!
結婚式での「両親の心配事」10選。のまとめ
結婚式準備でのご両親の心配事をランキング形式で紹介しました。
大きくなっても我が子は心配。口出しするつもりはないけど、ご両親が知っておきたいと思うことはたくさんあります。
二人だけで準備を進めるのではなく、ところどころでご両親に相談を持ち掛けたり、一緒に考えてもらったりと、結婚式準備に参加してもらってください。
そうすれば、ご両親への不安を取り除くことができる上、相手のご両親との距離も縮まりますよ
(*^-^*)
最後に
この記事をお読みの方の中には、こういう人はいないかもしれませんが・・・
「自分たちだけで準備をするから両親は口をださないでほしい」
という新郎新婦もいます。それは間違っています。結婚式は自分たちだけのものではないのです。第一、ご両親も列席されますよね。
時々、そういった新郎新婦がいて、「困ったな・・・」と私は思うのです。
そういった新郎新婦がご両親を邪険に扱うつもりがないことはよくわかっています。ご両親へのサプライズもちゃんと用意されるからです。手紙も心がこもっています。
でも、結婚式当日だけサプライズで感謝の気持ちを伝えて終わり、では少し違うと思うのです。
両親に対して「口をださないで!」と考えるのはちょっとどうかな?そもそも、ご両親は口を出すつもりは無いはず。
ご両親の本音は、
「結婚式の準備段階で何か力になりたい」
「相談してくれれば嬉しい」
「結婚式の準備を少しでも一緒にできたら思い出になるのに」
ということなのです。
ですから、
今回、ここに紹介したご両親の心配事への対応はもちろんのこと、ドレス選びや料理の相談など、出来ることならご両親も参加させてあげてください。
声をかけるだけでいいのです。「二人にまかせるわ」というのであればそれでいいし、声をかけて喜ぶことはあっても、嫌だと思われることはありません。
家族と一緒に結婚式を作り上げて当日を迎えること。感謝の気持ちを伝えるというのはそういうことではないでしょうか?
内緒にしておくのはご両親へのサプライズだけにして・・・
ハッピーウエディング💗
では またっ
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